何が起きるか
GoPro のようなアクションカメラは、展示会が終わったあと、日本から持ち出すときに手続きが要ります。
何も準備しないと、搬出のときに税関で止まり、予定どおりに国外へ戻せないことがあります。
なぜそうなるのか
展示品として日本に持ち込んだ物品は、関税定率法にもとづく一時輸入(再輸出免税・ATA カルネ)の扱いになります。
一時輸入は「あとで国外に戻す前提」で関税を免除する制度のため、持ち帰るときに税関で再輸出の手続きを行う義務があります。
この手続きを知らずにいると、搬出当日に税関で止まり、荷物を国外へ出せなくなります。
公式情報で確かめる
くわしい制度は、財務省 税関の ATA カルネのページで公開されています。
一時輸入の対象物品や、手続きの流れを確認できます。
- 物品の一時輸入のための通関手帳(ATA カルネ)(財務省 税関)
- ATA カルネの輸出入手続(外国カルネ)(税関 カスタムスアンサー7303)
- 再輸出免税貨物の手続(税関 カスタムスアンサー1610)
- ATAカルネ ご利用の流れ(日本商事仲裁協会 JCAA)
- 関税定率法 第17条(e-Gov 法令検索)
- 物品の一時輸入のための通関手帳に関する通関条約(ATA条約)の実施に伴う関税法等の特例に関する法律(e-Gov 法令検索)
日本へ持ち込むとき
展示品として日本に持ち込むときは、一時的な輸入(あとで国外へ戻す前提の輸入)の扱いになります。
売るために輸入する通常の通関とは、必要な書類や進め方が変わります。
日本から持ち帰るとき
会期が終わって GoPro を持ち帰るには、出国時(チェックイン前)にカルネ再輸出通関の手続きが必要です。
搬入の前から書類を準備しておくのが安全です。
準備が間に合わないと、会期のあとも荷物を国外へ出せず、現地に留め置くことになります。
展示品は「送りっぱなし」にはできません。
KUROZAKI のお手伝い
搬入の前に、一時輸入(ATA カルネ)の手続きを準備します。
会期後の再輸出手続きまで含めて、行きと帰りの日程をまとめて組みます。
迷ったときは
お持ちの展示品を持ち帰れるか分からないときは、出展の前にご相談ください。